食べものについて深堀りしてみることについて

毎日のお買い物。

手に取った商品について思いを巡らせてみると、色々な視点でみることができます。


この卵。

採卵日の記載があって新鮮か、パック日しか記載がなくて一体いつの卵かわからない、か。

卵を産んだ鶏ちゃんは…

平飼いかケージ飼いか。

食べてきた餌は遺伝子組み換え食品を含むか含まないか。

抗生物質を与えられていたか。


この牛乳。

ホモジナイズかノンホモジナイズか。

高温殺菌か低温殺菌か。

お乳を搾らせてくれた牛さんは…

つなぎ飼いか放牧か。

抗生物質、ワクチンを投与されていたか。

ホルモン剤を投与されていたか。(搾乳量を増やす、成長促進等のための投与は日本では禁止されています)

食べてきた餌は遺伝子組み換え食品を含むか含まないか。


すべて別の切り口です。

「うみたてたまご」と書いていても、新鮮なことしかわからない。

産んだ鶏ちゃんがどんな環境で育ったのかは、別の情報として注目しなければなりません。

「低温殺菌牛乳」と書いてあるだけでは、やはり他の条件について知ることはできません。


さらに、食べ物を頂くときには、「体に良いか」という視点だけでなく、「動物自身にとってどうか(アニマルウェルフェア)」や「地球にとってどうか」という視点もありますね。


気にしだすときりがなくて疲れてしまうこともありますが、自分なりの基準をもって、優しい選択ができるといいな、とあれこれ考える日々です。

すべてはつながっていて、ひとつを掘り下げると、いろんなことが見えてきます。

完璧なチョイスは難しいですが、なにかひとつ向き合ってみると、知らない世界が見えてくるかもしれません。

yane.

愛知県瀬戸市で活動中! オーガニックな商品と、手づくりを楽しむ場所 日常に、少しの特別を。 自分と地球にやさしい暮らしへ一歩。 せやね、と言い合える小さな屋根の下へどうぞ。 味噌づくり、ロースイーツ、塩の食べ比べ会など 気ままにワークショップを開催しています。

0コメント

  • 1000 / 1000