醤油の食べ比べブーム

年末に色々な醤油が集まってきたのをきっかけに、醤油ブーム到来中です。


まずは弓削田醤油さんのもの(右)と、原宮喜本店さんのかくみや醤油(左)を頂いています。

弓削田醤油さんは久世福商店さんでも取り扱いがあったり、わりとメジャーですね。

原宮喜本店さんは滋賀県彦根市のご当地醤油で、彦根にとってもオシャレなお店があるようです!


どちらも木桶で仕込んだ濃口醤油です。(すでにだいぶ使っている…)

お皿に出してみると…


こんなに色が違います!(最初の写真と左右逆です)


味も、弓削田さんはあっさりすっきり。

お刺身や冷ややっこをさっぱり食べたいときに合います。

かくみや醤油はしっかりこってり。たまり醤油のようなコク。

煮物にしっかり味をつけたり、卵かけごはんなんか最高。

もちろんこれはこれで、お刺身にも。


そして数時間置くと、かくみや醤油は塩の結晶がたくさん出てきました。

かくみや醤油は木桶で3年熟成し、調合や加熱を一切しないそうです。

出来上がる頃には水分が蒸発し、通常のお醤油の1.5倍くらいの塩分濃度になっていて、めちゃくちゃ濃厚ということだそうです。

醤油、奥が深い…!

まだまだ知らないことがたくさんありそうです。


醤油のラベルをみると、本醸造とか天然醸造とか色々書いてありますが…

私は仕込みがタンクか木桶か、という点に注目しています。

安価な醤油はタンクで発酵・熟成させているものがほとんどです。

タンクで作ることで、安定した品質で製造することができるので、味が安定して価格も抑えられ、メリットも多いです。

タンクでもこだわって作られた美味しいお醤油もあります。


だけど…私は日本の素晴らしい文化を守りたい!

醤油を木桶で仕込む、木桶に自然に菌が住み着き、醤油が発酵・熟成していく…すごい!

木桶で仕込む醤油は、現在流通している醤油の1%ほどなんだとか。

木桶に住み着いた菌が作ってくれる自然の醤油は、品質が安定しない等の難しさはあるようですが、それぞれの味の違いが面白く、それぞれが他にはない醤油、という感じがします。


毎日の食卓に欠かせない醤油。

安く安定して提供される大量生産の醤油にも感謝ですが、伝統を大切に、こだわって作られている醤油を応援したいな、と思っています。


yane.

愛知県瀬戸市で活動中! オーガニックな商品と、手づくりを楽しむ場所 日常に、少しの特別を。 自分と地球にやさしい暮らしへ一歩。 せやね、と言い合える小さな屋根の下へどうぞ。 味噌づくり、ロースイーツ、塩の食べ比べ会など 気ままにワークショップを開催しています。

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