厄除けぜんざい
節分が過ぎ、立春を迎えました。
暦の上ではもう春ですね。
にしても…今週はめちゃくちゃ寒いですね。
寒いのはつらいですが、雪の結晶が空から降ってくるを見ると、感動します。
大阪はそもそも雪が降ること自体が年に1度あれば大喜びで、降ったとしてもその雪は溶けかけのかき氷状。
地面に落ちる頃にはべちゃべちゃになっていました。
霜が降りる、というのも初めて見ました。
日本は広いですね。
さて、節分の厄除けぜんざいってご存じでしょうか。
少し調べてみたところ、もしかして関西の風習なのかもしれません。
「関西では、節分の日に厄を分けてもらうために小豆を108人に食べてもらうといいと言われており、道行く人に赤飯やぜんざいを配る「厄除けぜんざい」という風習があります。赤い色には邪気を払い、厄を除ける力があると信じられたことからぜんざいなどを親しい人に食べてもらい邪気を払おうと考えられてきました。葛城市勝根では、厄年の男性が餅をつき、ぜんざいを作って村人に振る舞われています。」
奈良県葛城市のHPより
(検索していたら偶然目に付きましたが、葛城市には祖父のお墓があります。不思議なつながりってありますね)
108人に食べてもらうと良い、というのは初めて聞きましたが、ぜんざいを配るという善行で厄を払う、というようなことだそうです。
そんなことで、我が家もぜんざいを炊きました。
家でじっくり小豆を炊き、甘さ控えめでたっぷり頂くぜんざいは、とっても温かい時間になりました。
下の階に住んでいるおばあちゃんに少しだけお裾分けしましたよ。
子ども2人が走り回り、いつもやかましい我が家ですが、下の階のおばあちゃんは温かく見守ってくれているのです。
感謝の気持ちを伝える機会としても、風習というのはありがたいなと思います。
もうすぐバレンタイン。
義理チョコは絶滅寸前かと思いますが、だれかに気持ちを伝える日って良いな、とも思います。
(そういうイベントにかこつけなくても日々できれば良いですが、なかなかね…)
とはいえそういうイベントはフードロスの温床にも。(節分の恵方巻も、何億円分かの食材が廃棄になっているそうです…)
個人的には手作りで届けたいですね。
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